ワイヤラ(読み)わいやら(その他表記)Whyalla

デジタル大辞泉 「ワイヤラ」の意味・読み・例文・類語

ワイヤラ(Whyalla)

オーストラリア、南オーストラリア州南部の都市。エア半島基部スペンサー湾の北部西岸に面し、港湾をもつ。背後鉱山があり、主に鉄鉱石積出港として発展ワイアラ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ワイヤラ」の意味・わかりやすい解説

ワイヤラ
わいやら
Whyalla

オーストラリア南部、サウス・オーストラリア州にある鉄鋼業を中心とした工業港湾都市。スペンサー湾奥に位置する。人口2万1614(2001)。水はマリー川から374キロメートルの送水管で供給される。1902年に対岸の都市ポート・ピリーの鉛精錬用の鉄鉱石積出し港として建設され、15年からニュー・サウス・ウェールズ州東岸ニューカッスルの鉄鋼業への積出し港として発展した。1939年造船業、41年鉄鋼業を開始名称は「深い水」を意味する先住民語。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android