わいら

精選版 日本国語大辞典 「わいら」の意味・読み・例文・類語

わい‐ら

  1. 〘 代名詞詞 〙
  2. 対称。同等もしくは目下複数相手に用いる。おまえら。
    1. [初出の実例]「わいらがやうに身は腹からの駕籠舁にあらず」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)四)
  3. 自称。「わい」の複数にも単数にも用いる。また、反射指示としても用いる。自分たち。
    1. [初出の実例]「わいら同士色事の噂も」(出典:洒落本・浪花色八卦(1757)菱卦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「わいら」の解説

わいら

「百怪図巻」「画図百鬼夜行」などの江戸時代妖怪絵巻に描かれた日本の妖怪。鎌のような巨大な1本爪を持った巨大な怪獣

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android