ワンツーワンマーケティング(その他表記)one to one marketing

デジタル大辞泉 の解説

ワンツーワン‐マーケティング(one-to-one marketing)

顧客個別要求に対応して、商品サービスを効果的に顧客へ提供すること。顧客の趣向などの情報を記録したデータベースを活用する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ワン・ツー・ワン・マーケティング
one to one marketing

特定の顧客に1対1 (ワン・ツー・ワン) で対応し,客に合せた商品やサービスを提供すること。顧客一人一人のニーズに個別的に対応することで持続的な関係を保ち顧客シェアを獲得しようとする市場戦略法。不特定多数の消費者相手に市場シェアの拡大を目指す従来マスマーケティングに対抗するものとして,D.ペパーズと M.ロジャーズが提唱した。双方向的なパソコンネットの拡大など,情報技術の発達によって1対1の対応が可能になったことから生れた手法といえる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

ワンツーワンマーケティング

同様のし好やニーズを持った顧客層に向けて類型的なマーケティングを行なうのではなく、顧客を“個客”としてとらえ、ぞれぞれの趣味・し好、年収、生活習慣などを重視したマーケティング手法。これらの属性情報を分析し、興味を抱きやすい商品情報などをタイムリーに提供することで、購買促進を図る。インタラクティブ性の高いインターネットでは、顧客の属性情報を収集しやすいため、近年、この手法が急速に注目されつつある。

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