アイヌ古式舞踊(読み)あいぬこしきぶよう

事典 日本の地域遺産 「アイヌ古式舞踊」の解説

アイヌ古式舞踊

(北海道札幌市;千歳市;旭川市;白老郡白老町;勇払郡むかわ町;沙流郡平取町;沙流郡日高町;新冠郡新冠町;日高郡新ひだか町;浦河郡浦河町;様似郡様似町;帯広市;釧路市;川上郡弟子屈町;白糠郡白糠町)
無形文化遺産」指定の地域遺産。
北海道に居住しているアイヌの人々によって伝承されている歌と踊りで、アイヌの主要な祭りや家庭での行事などに踊られる。アイヌ独自の文化に根ざしている歌と踊りで、芸能と生活が密接不離に結びついているところに特色がある。重要無形民俗文化財(民俗芸能:総合的)

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「アイヌ古式舞踊」の解説

アイヌ古式舞踊

北海道の札幌市、千歳市、旭川市、白老郡白老町など、各地に居住するアイヌの人々により伝承されている民俗芸能。アイヌ独自の文化に根ざした歌と踊りで、祭祀的な踊りから生き物の動きを模した模擬舞踏、ユーモラスな娯楽舞踊までさまざまな種類がある。1984年、国の重要無形民俗文化財に指定。2009年、ユネスコの無形文化遺産に登録。

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