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アカホヤ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカホヤ

九州,特に南九州の各所に散在分布する特殊土壌の一つ。火山灰土壌の一種で,宮崎県での俗称オンジ,特にアカオンジと同じものと思われ,熊本県人吉付近ではこの土壌をイモゴと呼んでいる。軽鬆 (けいしょう) でリン酸吸収係数は高い。有機物,石灰,リン酸肥料を多施して改良する必要がある。

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百科事典マイペディアの解説

アカホヤ

南九州一帯を中心にほぼ本州全域に分布する黄だいだい色の,おがくず状でごく軽いガラス質火山灰土の俗称。約6300年前の鬼界カルデラの噴火による火山灰(鬼界アカホヤテフラ)である。

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世界大百科事典内のアカホヤの言及

【赤土】より

…ふつう火山灰土壌の表層の黒土(くろつち)と対応させて,有機物の少ない明るい褐色の心土を指していう。地方によりアカノッポ,アカオンジ,アカホヤなどさまざまに呼ばれ,また表層地質学の分野ではローム(層)と呼ばれることも多い。一般に鉄分に富む塩基性の火山灰ほど赤みがつよい。…

【火山灰土壌】より

…地質学における火山灰の定義よりやや広く,軽石やスコリアを含む火山放出物に由来する土壌をいう。したがって,一部では火山性土volcanic soilとも呼ばれる。日本は世界有数の火山国であるから,火山灰土壌の分布も広く,面積約6万km2,国土の約16%に及んでいる。地域的には北海道,東北,関東および九州に広く,地形的には洪積台地や山ろく緩斜面に主として分布する。
[火山灰土壌の特徴]
 一般に黒くて厚い表土をもつことが重要な特徴である。…

【特殊土壌】より

…シラス(南九州に分布する斜長石英粗面岩質の火山堆積物),ボラ(南九州に分布する軽石の俗称),コラ(鹿児島県薩摩半島南端に分布するやや固結した火山砂礫(されき)層),マサ(富士山周辺の火山砂礫層),アカホヤ,オンジ,イモゴと呼ばれる火山灰層などのように,特殊な火山噴出物および花コウ岩風化土,その他とくに侵食をうけやすい土壌をいう。九州,四国,中国を中心に分布するが,とくに南九州地方に広く分布する。…

※「アカホヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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