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アサノハカエデ あさのはかえで

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アサノハカエデ
あさのはかえで / 麻葉楓
[学]Acer argutum Maxim.

カエデ科の落葉小高木。葉は対生する。葉柄3~10センチメートル、葉身は長さ、幅ともに6~10センチメートルで掌(しょう)状に5中裂し、葉縁に重鋸歯(じゅうきょし)がある。葉形はややアサの葉に似る。冬芽の鱗片(りんぺん)は2対。雌雄異株。花は淡緑黄色の小花で、約10花が総状花序(雌花序)または散形状総状花序(雄花序)をなして、5月ごろ開く。花弁、萼片(がくへん)、雄しべとも4個。果実は2翼あり、秋に熟す。福島県以西の本州、四国の温帯山地に分布し、山腹下部や沢沿いの湿潤地に多い。近縁種が朝鮮、中国、ヒマラヤにかけて4種ある。[緒方 健]

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世界大百科事典内のアサノハカエデの言及

【カエデ(楓)】より

…園芸品種も多い。 以上のほかに日本には3出複葉をもつミツデカエデA.cissifolium (Sieb.et Zucc.) K.Koch(本州,四国,九州に分布)およびメグスリノキA.nikoense Maxim.(同),早春の花が美しいオニモミジA.diabolicum Bl.ex K.Koch(同),葉がアサの葉に似たアサノハカエデA.argutum Maxim.(本州,四国),山中の湿地によくみられるカラコギカエデA.aidzuense (Franch.) Nakai(北海道~九州)などがある。 カエデ属Acerは北半球の温帯を中心に約160種が分布し,街路樹や庭園樹として賞用されるほか,大木になるものには有用材を産出するものも多い。…

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