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アブラバネル Abrabanel, Isaac ben Judah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アブラバネル
Abrabanel, Isaac ben Judah

[生]1437. リスボン
[没]1508. ベネチア
ユダヤ人の政治家,哲学者,神学者,注解者。ダビデ王の家系を主張する古い家柄に生れ,ユダヤ哲学キリスト教神学古典文学など幅広い教育を受ける。スペインの多くのユダヤ人と同様,学者らしい趣味と政治的能力とをあわせもつ。ユダヤ人学者としては,ルネサンス期のヒューマニズムの影響を受けた最初の人。聖書解釈のためには聖書が成立した当時の社会的環境を再構成する必要があるとした最初の人々のうちの一人。また国政術に関する実践的な知識を『サムエル記』および『列王紀』の解説に適用した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

アブラバネル【Isaac ben Judah Abravanel】

1437‐1508
ユダヤ人の政治家,神学者,聖書注釈者。リスボンに生まれ,ポルトガル王に登用されるが,1483年スペインに移り財務官としてカトリック両王に仕えた。92年のユダヤ人追放のため,ナポリ次いでベネチアに移住してそこの政府に用いられた。彼の聖書釈義は,キリスト教徒やユダヤ人の学者に広く利用され,またその宗教思想は後の時代のメシア運動に大きな影響を与えた。【林 邦夫】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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