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アユーブ・カーン Ayub Khan, Mohammed

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アユーブ・カーン
Ayub Khan, Mohammed

[生]1907.5.14. ハザーラ,レハーナ
[没]1974.4.20. イスラマバード
パキスタンの政治家。イギリスのサンドハースト陸軍士官学校卒業。第2次世界大戦中ビルマ戦線で活躍し,1951年パキスタン人初の陸軍最高司令官に就任。独立後も陸軍の勢力を背景に政治的影響力を強めた。 58年の無血クーデターで戒厳司令官,次いで I.ミルザー臨時大統領を追放し,みずから大統領に就任。 62年には新憲法を制定,大統領の権限を強化した。外交面では,62年の中印紛争を契機として中国との友好関係を樹立し,65年にはカシミールの帰属をめぐってインドと衝突 (→第2次印パ戦争 ) 。内政面では,自由競争主義に基づいて経済発展をはかったが,68年 11月以来,政治的混乱と反アユーブ運動に直面し,69年3月 25日ヤヒア・カーン将軍に全権を譲って,大統領を辞任した。

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