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アラマンダ Allamanda

世界大百科事典 第2版の解説

アラマンダ【Allamanda】

キョウチクトウ科の一属,アリアケカズラA.cathartica L.(英名common allamanda)が中でも最もよく知られており,黄色で大きならっぱ状の花は美しい。性質が強く作りやすいので,地植えや鉢植えされ,熱帯地方でも広く栽培される。日本へは明治末年に渡来した。この種は,南アメリカのギアナやブラジルの海岸地域を原産地とする常緑低木で,半つる状になる。葉は卵状披針形で先はわずかにとがり長さ10cmくらい。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アラマンダ
あらまんだ
[学]Allamanda

キョウチクトウ科の低木。熱帯アメリカに15種が分布する。葉は対生または3~4枚輪生する。花は漏斗(ろうと)状で先端は5裂する。果実は刺(とげ)のある球状の(さくか)で、翼のある扁平(へんぺい)な種子を多数有する。アリアケカズラA. cathartica L.は高さ6メートル以上になるよじのぼり植物で、径8センチメートルの黄色花が夏から秋にかけて開く。変異が多く、径10センチメートル以上の大輪花をつけるオオバナアリアケカズラcv. Hendersoniiなど多くの園芸品種がある。ヒメアリアケカズラA. neriifolia Hook.は高さ1~1.5メートルでよく分枝し群生する。花径4~5センチメートルの濃黄色花で、花筒内面に褐色線が走る。冬は8℃以上に保つ。繁殖は実生(みしょう)または挿木による。[高林成年]

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