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アリスティデス Aelius Aristides

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世界大百科事典 第2版の解説

アリスティデス【Aelius Aristides】

117か129‐181以後
ローマ帝政期ギリシアの文人,弁論家。ヘロデス・アッティクスなどに修辞を学び,小アジアで著述と演説を行った。代表的作品《ローマ頌詩》は属州民の立場からローマ帝国支配構造の巧みさを讃え,《聖なるロゴス》は彼が参詣した治癒神アスクレピオスお告げをしるし,当時の医術の一断面を伝える。その他《アテナイ讃歌》《修辞学》など,いずれも当時の社会を知るうえでも重要な著述で,ビザンティン時代にも愛読された。【松本 宣郎】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアリスティデスの言及

【ローマ理念】より

…こうして,その後のローマ理念を貫く主要なモティーフは,アウグストゥス時代にほぼ形成されたが,この時期のローマ理念は,現実の都市ローマと密着してその世界支配をたたえる,いわば民族主義的・帝国主義的ローマ理念であった。 これに対し,五賢帝時代のギリシアの文人アリスティデスは,属州民,それもローマの支配の恵みにあずかる受益者層の立場からローマの支配をたたえ,文明化された全世界がローマの名にまとめられ,万人のための共通の祖国となったと歌い上げ,ローマの名を普遍的文明の象徴としていく。その後,3世紀の混乱のなかで都市ローマは現実の帝都ではなくなるが,こうして普遍化されたローマ理念は人々の心中に生き続ける。…

※「アリスティデス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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