コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アルカリ性土壌 アルカリせいどじょう alkali soil

4件 の用語解説(アルカリ性土壌の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルカリ性土壌
アルカリせいどじょう
alkali soil

pH7以上の水素イオン濃度をもつ土壌の総称。可溶性塩基を多く含む乾燥地域の土壌がその典型例で,降水が少いため鉱物中の塩基が流亡せず表層に集積してアルカリ性土壌となる。また,多施肥を行う施設栽培では,土壌に多量の塩基が集積してアルカリ性になることがある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

岩石学辞典の解説

アルカリ性土壌

アルカリ反応を示し,pHが7.5以上の土壌.このような土壌には炭酸ナトリウムが蓄積されている[Glinka : 1914, Robinson : 1924, Gerasomov & Glazovskaya : 1965].

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

アルカリせいどじょう【アルカリ性土壌】

アルカリ性を示す土壌。排水が悪く、植物が生育しにくい。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルカリ性土壌
あるかりせいどじょう
alkaline soil

土壌の水素イオン濃度(pH)が中性(7.0)を超えている場合アルカリ性土壌といい、7.0未満の酸性土壌と区別する。温暖多雨地や寒冷地では土層を浸透する水分量が土壌から蒸発する水分量を上回るので、土壌中の塩基類(カルシウムカリウムナトリウムなど)が溶脱されて酸性化するが、透過水より上昇蒸発水のほうが多い乾燥地では塩類土壌アルカリ土が生じ、それらはpH7.0以上のアルカリ性土壌となっている。草原地方のチェルノゼム、栗色土(くりいろど)なども弱アルカリ性の土壌である。pH7.0~7.5程度のアルカリ性は、オオムギ、コムギ、トマト、キャベツなどの生育に適しているが、pH8.0以上の強アルカリ性土壌の土地にはほとんどの植物が生育できない。[浅海重夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

アルカリ性土壌の関連キーワードイオン積水素イオン水素イオン濃度pH水素イオン指数ピーエッチ水素イオン活量pH(ペーハー)(水素イオン濃度指数)海の酸性化等水素イオン濃度の原理

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone