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アルキュオネ Alkyonē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルキュオネ
Alkyonē

ギリシア神話の女主人公。風の神アイオロスの娘で,ケユクスと結婚したが,自分たち夫婦の仲のむつまじさをゼウスとヘラの夫婦仲になぞらえる不敬を犯したために,これを怒ったゼウスは彼らを海鳥に変えた。ギリシア語でアルキュオンと呼ばれたこのかわせみに似た鳥が,海上の浮巣で卵を抱く冬至の前後には,アイオロスは2週間の間,風を静め,海に嵐を起さないとされた。

アルキュオネ
Alkyonē

プレアデス星団に属する3等星。そのほぼ中央に位置し,実視等級 2.86と最も明るい。スペクトル型 B7の巨星連星である。

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世界大百科事典内のアルキュオネの言及

【カワセミ(翡翠)】より

…羽色は,ワライカワセミ(イラスト)のように全体に灰色っぽく,じみなものも数種あるが,大部分の種は白色,緑色,青色,紫色,赤褐色などの羽色をもち美しい。【安部 直哉】
[神話,伝承]
 ギリシアではハルキュオネHalkyonē(またはアルキュオネAlkyonē)の伝説がカワセミとの関係で広く知られていた。夫ケユクスKēyxが海難に遭い,死体となって彼女のもとに流れついた。…

【プレイアデス】より

…ギリシア神話で,ティタン神アトラスとプレイオネPlēionē(オケアノス〈大洋〉の娘)の7人の娘,アルキュオネAlkyonē,メロペMeropē,ケライノKelainō,エレクトラĒlektra,アステロペAsteropē,タユゲテTaygetē,マイアMaia(伝令神ヘルメスの母)の総称。彼女たちはその母とともにボイオティア地方の森の中で,狩人のオリオンに5年にわたって追われつづけたため,これを憐れんだゼウスが母娘も追手もともに天に上らせ,オリオンを犬を連れた狩人の星に,娘たちをそのオリオン星から逃れようとする7羽の鳩(古代ギリシア語でペレイアデスpeleiades)の星(和名は昴(すばる))に化したという。…

※「アルキュオネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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