アルバニア民主党(読み)アルバニアみんしゅとう(英語表記)Partia Demokratika e Shqiperise

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルバニア民主党
アルバニアみんしゅとう
Partia Demokratika e Shqiperise

アルバニアの政党。 1990年に結成された反共政党で,人権の保障,自由市場経済の推進,近隣諸国との関係改善を掲げる。 90年6月に社会党 (旧労働党) 主体の政権に初めて参加した。 91年 11月に「社会党は改革を遅らせている」として政権から離脱。 92年3月の選挙で 140議席のうち 92議席を獲得して第1党に躍進,翌月,サリ・ベリシャ議長が大統領に就任,アレクサンデル・メクシを首相とする非共産主義政権を樹立した。しかし選挙後党内は分裂し,同年6月穏健左派勢力が離党。さらに 96年末からはネズミ講式の株式投資組織が破綻するなど経済の混乱と治安不安が続き,97年6月の総選挙では惨敗し下野した。 98年9月党指導者アゼム・ハイダリが暗殺されたのを機に民主党支持者による暴動が激化,これに対し与党の社会党は,この内乱状態は民主党が扇動していると非難し,民主党締めつけ策を打出した。

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