アレクサンドル カリャーギン(英語表記)Aleksandr Aleksandrovich Kalyagin

現代外国人名録2016 の解説

アレクサンドル カリャーギン
Aleksandr Aleksandrovich Kalyagin

職業・肩書
俳優,演出家 ロシア共和国演劇人同盟議長,エトセトラ劇場芸術監督

国籍
ロシア

生年月日
1942年5月25日

出生地
ソ連ロシア共和国キーロフ(ロシア)

学歴
モスクワ医学専門学校〔1959年〕卒,シチューキン記念演劇学校〔1965年〕卒,ワフタンゴフ劇場附属学校

受賞
カルタヘナ国際映画祭審査員特別賞(第17回)〔1977年〕「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」,ソ連人民芸術家〔1983年〕,ソ連国家賞〔1981年・1983年〕

経歴
1965〜67年タガンカ劇場、’67〜70年エルモーロワ記念劇場を経て、’71〜93年モスクワ芸術座所属。「かもめ」のトリゴーリン、「生きる屍」のプロターソフを当たり役とし、芸術座きっての人気俳優となる。’67年より映画にも進出。’77年映画「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」でプラトーノフ役を主演、コロンビアのカルタヘナ国際映画祭審査員特別賞を受賞。’92年よりエトセトラ劇場芸術監督。日本へはモスクワ芸術座の公演で主演俳優として来日したほか、2001年11月チェーホフの短編小説喜劇にしたウラジーミル・シーモノフとの2人芝居「人物たち」を脚色・演出。独特の風貌で多様なジャンルに出演し、悲喜劇的な役を得意とする。1996年よりロシア共和国演劇人同盟議長を務める。他の映画出演作に「光と影のバラード」(’74年)、「愛の奴隷」(’76年)、「Foto」(2003年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 の解説

アレクサンドル カリャーギン
Aleksandr Kalyagin


1942.5.25 -
俳優。
タガンガ劇場、エルモーロワ記念劇場を経て、1971年より芸術座に所属し、「かもめ」「生きる屍」を当たり役とし、現在芸術座の人気俳優だが、’67年より映画にも出演している。悲喜劇的な役を好み、「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」(’77年)で第17回カルタヘーナ国際映画祭審査員特別賞を受賞している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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