アントニーン ノボトニー(英語表記)Antonín Novotoný

20世紀西洋人名事典 の解説

アントニーン ノボトニー
Antonín Novotoný


1904.12.10 - 1975.1.28
チェコスロバキアの政治家。
元・チェコスロバキア大統領
レトニャーニ生まれ。
1921年チェコスロバキア共産党に入党、’41年ゲシュタポによって逮捕され、’45年までマウトハウゼンの収容所に入れられた。’46年プラハ市党書記、’51年に党中央委員会書記に就任した。’53年2月にチェコスロヴァキア政府の副首相となり、9月には中央委員会の第一書記となった。共和国大統領アントニーヌ・ザーボトツキーの死去に伴い、’57年11月に大統領に就任した。しかし、改革派批判を浴びて、’68年1月にはドプチェクに第一書記の地位を譲り、3月には大統領辞任、’71年には党員資格も停止された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android