アンリピシェット(その他表記)Henri Pichette

20世紀西洋人名事典 「アンリピシェット」の解説

アンリ ピシェット
Henri Pichette


1924 -
フランス詩人,劇作家
シャトールー生まれ。
シュールレアリスムの流れをくむ詩人で第二次大戦に従軍した後、1946年「非詩」を発表し、’47年俳優ジェラール・フィリップが演じた詩劇公現祭」で注目され、’50年「ニュクレア」で劇作家としての地位を確立する。激しい反逆と自由への希望を叙事詩的語法で展開する。他の作品に「風力点」(’50年)、「各人へのオード」(’61年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む