イドマ族(読み)イドマぞく(英語表記)Idoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イドマ族
イドマぞく
Idoma

ナイジェリアのニジェール川ベヌエ川の合流点近くに居住する民族。言語はニジェール=コンゴ語派のクワ諸語に属する。 19世紀初めのフルベ族との戦いで現在の地に追いやられるまでは,さらに広い地域に分布していた。サバナ熱帯雨林で穀物とヤムいもの鍬耕作による農業を行い,定期市を開いて北と南の地方に作物を送り出している。吸血性のツェツェバエのため家畜はいない。社会組織は父系の一夫多妻制で,血縁集団の首長俗事と祭事を司る場合もある。男子結社が発達し,祖先崇拝の儀礼には女性の参加を認めない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ダブルベーグル

テニス競技において、一方の選手がゲームカウント6-0で2セット連勝することの通称。真ん中に穴が空いたパンの一種であるベーグルの形が数字の「0」に似ていることが語源となっている。1セットの場合は単に「ベ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android