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イヌブナ

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百科事典マイペディアの解説

イヌブナ

ブナ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イヌブナ
いぬぶな
[学]Fagus japonica Maxim.

ブナ科の落葉高木。高さ15~20メートルくらいで株立ちする性質が強い。樹皮は暗灰色でクロブナともよばれ、いぼ状の皮目が多く、ざらつく。1年枝は紫褐色で細く、ジグザグに曲がる。冬芽は細長い紡錘形で褐色の鱗片(りんぺん)に包まれる。葉は左右不同の長楕円(ちょうだえん)形で長さ5~9センチメートル。側脈は13対以上。裏面は長絹毛が多く灰白色であるが、落ち葉では紫褐色となり、ブナのような光沢はない。殻斗(かくと)は3~4センチメートルの細い柄をもち、長さは堅果のほぼ半分で、中に三稜(さんりょう)形で黒褐色の2個の堅果を包む。岩手県から九州までおもに太平洋側のブナ帯下部に分布し、斜面中下部の湿気のある肥沃(ひよく)な土壌を好む。材質はブナ同様であるが大径とはならず、利用面で劣るため、犬ブナの名がある。起源が古く世界で多くの化石がみつかっている。[萩原信介]

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世界大百科事典内のイヌブナの言及

【ブナ(橅∥椈)】より

…このため,属名Fagusはギリシア語のphagein(食べる)を語源としている。イヌブナ(別名クロブナ)F.japonica Maxim.(英名Japanese beech)(イラスト)は樹皮が暗灰色であり,葉の裏に白色の絹毛が残り,殻斗が堅果より短く,その柄が3~4cmと細長い。岩手県から熊本県南部までの太平洋側に多く分布し,ブナよりやや低標高にはえる。…

※「イヌブナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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