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イラジエーション イラジエーション irradiation

翻訳|irradiation

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デジタル大辞泉の解説

イラジエーション(irradiation)

写真で、強い光がフィルムに当たると画像の周囲が黒くなり、不鮮明になる現象。感光膜中の銀粒子の結晶表面での光の乱反射による。光滲(こうしん)。→ハレーション1
物理学・医学などで、放射線を照射すること。

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大辞林 第三版の解説

イラジエーション【irradiation】

治療・材質改善・分析などのため、放射線などで照射すること。
光がフィルムの感光膜内で乱反射し像がにじんでしまう現象。 → ハレーション

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のイラジエーションの言及

【写真】より


[鮮鋭度]
 写真像の鮮鋭度は,撮影に用いるカメラのレンズの性能とフィルムの性能のほか,フィルムの現像条件とネガからポジを作る際の焼付け条件などによって異なり,最終的に得られる写真像の鮮鋭度を良くするには撮影から仕上りまでの全体のシステムについて吟味する必要がある。感光材料の品種については一般に低感度の微粒子乳剤を使ったフィルムは高鮮鋭度の画像を与え,また同一乳剤でも乳剤塗布層を薄くし,ハレーションやイラジエーションirradiation(感光層に入射した光の乳剤内部での反射・散乱によって,正規の像の周辺まで感光すること)を防ぐ対策を採れば画像の鮮鋭度が増す。写真の画像が高鮮鋭度を持つ,すなわちシャープな印象を与えるということは,画像の濃淡の境界が明確な状態であり,フィルムの現像の場合にエッジ効果(乳剤膜の高露光域と低露光域との境界で,濃度が,高露光域では一段と高く,逆に低露光域では低くなる現象)を起こすような方法を使うと,画像の輪郭が明瞭になって画像の鮮鋭度が増す。…

【ハレーション】より

…ハレーション防止層中の染料は現像処理後には脱色されるよう考慮されている。また,フィルムに入射した光が感光層中のハロゲン化銀結晶によって散乱されることがあり,この現象をイラジエーションirradiationという。【友田 冝忠】。…

※「イラジエーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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