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イワツツジ いわつつじ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イワツツジ
いわつつじ / 岩躑躅
[学]Vaccinium praestans Lamb.

ツツジ科の落葉小低木。草状で高さ5~10センチメートル、茎は細く、長い地下茎を伸ばして繁殖する。葉は互生し、枝先に2~4枚集まり、広卵形ないし広楕円(こうだえん)形、長さ3~5センチメートルで先は短くとがり、縁(へり)に細かい鋸歯(きょし)がまばらにあり、裏面の脈に沿って軟毛がある。6~7月ごろ枝先近くに白色で淡紅色を帯びた鐘形の花が2、3個開く。花冠は長さ5~6ミリメートルで先が浅く5裂し、雄しべは10本。果実は楕円状球形で径10~12ミリメートルあり、9~10月に赤く熟して食べられる。本州の中部地方以北の亜高山帯からハイマツ帯の林内や林縁に生え、北海道、千島、樺太(からふと)(サハリン)、カムチャツカ、アムール、ウスリーに分布する。[小林義雄]

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世界大百科事典内のイワツツジの言及

【スノキ】より

… スノキ属Vacciniumは北半球の寒帯から暖帯に広く分布し,300種ほどある。日本には17種あるが変化が多く,花冠裂片が反曲するアクシバ節,ツルコケモモ節,花冠が鐘形または壺形で落葉性のスノキ節,イワツツジ節,クロマメノキ節,花冠が鐘形で常緑性のシャシャンボ節,コケモモ節に分けられる。アクシバ節は幹が直立し,よく分枝して広がる低木で,東アジア,北アメリカに4種あり,日本にはアクシバV.japonicum Miq.(イラスト)が特産する。…

※「イワツツジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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