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インターバンク・レート interbank exchange rate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インターバンク・レート
interbank exchange rate

一般に銀行間の外国為替売買相場を指す。外国為替公認銀行が売り唱え,買い唱えをすることにより成立する相場。この相場を基準にして対顧客相場が決定される。各国通貨の相場は,米ドルを介して建て値されるのが慣習となっており,たとえば円や他の主要通貨は,1米ドル=130円 80銭などと示されるが,英ポンドのみ1英ポンド=US$1.6543のように表示される。取引形態としては,為替ブローカーを通じた電話による取引,および電話,テレックスなどによる直接取引があり,市場参加者は,外国為替公認銀行や銀行間の取引を仲介する為替ブローカー,中央銀行である。

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百科事典マイペディアの解説

インターバンク・レート

外国為替市場において外国為替銀行同士の取引により成立する相場を通常は指す。広義には銀行間取引レートの総称。市場相場とも。これに対し,外国為替銀行が企業や個人と取引する際に使用するのが,対顧客公示レートである。
→関連項目ジャパン・プレミアム

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世界大百科事典内のインターバンク・レートの言及

【外国為替市場】より

…スワップ取引は,直物取引とその反対方向の先物取引,または受渡し日が異なる相互に反対方向の二つの先物取引を同時に同額,同一の相手方と行うものである。 銀行間市場で成り立つ為替相場(市場相場market rate,あるいは銀行間相場=インターバンク・レートinterbank rate)は為替銀行の対顧客相場customer rate(顧客相場ともいう)の基準となるが,貿易業者などはこの対顧客相場をいわば与件としてさまざまな対外取引を行い,そこから生じた外国為替の需給が再び銀行間相場に反映される。銀行間市場は,当事者が毎日特定の場所に集合して外国為替の売買を行う取引所がある場合(ドイツ,イタリア,フランスなど)と,電話・テレックス・電子的媒体(コンピューター回線)で個々に行う取引を総合した抽象的な場を指す場合(ニューヨーク,ロンドン,東京など)に分かれる。…

【為替相場】より

… 為替相場は外国為替市場における需要・供給関係によって決定されるが,外国為替市場の中心となるのが,外国為替ブローカーを仲介として外国為替銀行間で取引が行われる銀行間取引市場(インターバンク・マーケット)である。この市場で決定される為替相場をインターバンク・レートまたは市場相場という。為替銀行が商社などの顧客と取引する際の対顧客相場は,このインターバンク・レートをもとに売買手数料,為替リスク料,金利などを織りこんで決定される。…

※「インターバンク・レート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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