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イーゲー・ファルベン[会社] I.G.Farben

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世界大百科事典 第2版の解説

イーゲー・ファルベン[会社]【I.G.Farben】

正称はInteressengemeinschaft Farbenindustrie Aktiengesellschaft(利益共同体染料工業株式会社)。第2次大戦前のドイツ最大の世界的化学工業トラストイギリスフランスに比べ立ち遅れていたドイツの化学工業は,19世紀後半,企業集中をくり返したが,第1次大戦の敗戦で厳しい状況に立ち至った。こうしたなかで,1925年に六大化学工業会社(バーディッシュアニリンウントソーダ工業社(バスフ(BASF)の前身),フリードリヒバイエル染料社(バイエル社の前身),アグファ社(アグファ・ゲバルト社の前身),ワイラー・テル・メール化学社,グリースハイム・エレクトロン化学工業,ヘキスト染料(ヘキスト社の前身))の合同により生まれたのがイーゲー・ファルベンである。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のイーゲー・ファルベン[会社]の言及

【化学工業】より

…大戦後の20年代には,ヨーロッパ化学工業製品の対日輸出が再開され,ソーダ,染料,窒素という近代化学工業の三大部門のいずれもが,ヨーロッパ化学工業との競争に直面した。ドイツでは25年にBASF社等の染料企業6社が合併して巨大独占体イーゲー・ファルベン社が設立され,イギリスでは26年にブランナー・モンド社を中心に4社合同によってICI社(インペリアル・ケミカル社)が設立された。前者は染料,硫安,後者はソーダ,硫安で輸出依存度を高めながら生産を拡大し,日本はその主要輸出市場とされたのである。…

【コンツェルン】より

…戦前のカルテルに代わって,資金節約的な企業結合が図られたのが,ひとつの理由であるといわれている。代表的なものに,1925年に設立されたイーゲー・ファルベン社を中心とするイーゲー・コンツェルンがある。このグループは,戦後いったん解体されたが,その後再び復活している。…

【石油化学工業】より

…しかし,この技術は経済性に欠けていたため,戦争終了とともに生産は中止された。その後33年に,ブタジエンとスチレンを原料とする新しい合成ゴムの生産技術がイーゲー・ファルベン社によって開発され,本格的な合成ゴムの生産が開始された。また,ドイツでは石炭を原料とするガソリン生産技術の研究も1921年に始められ,やや時代は下るが34年ルールヘミーによって,石炭を原料とするガソリンの生産が始められた。…

※「イーゲー・ファルベン[会社]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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