イーブシャム(その他表記)Evesham

デジタル大辞泉 「イーブシャム」の意味・読み・例文・類語

イーブシャム(Evesham)

英国イングランド南西部、ウースターシャー州の町。コッツウォルズ地方の観光地の一。エイボン川沿いに位置し、古くから農産物集散地として発展。8世紀初頭に創設されたイーブシャム修道院があったが、16世紀のヘンリー8世による修道院解散令により閉鎖された。現在は、鐘楼をはじめとする建物一部が残っている。

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関連語 戦い

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーブシャム」の意味・わかりやすい解説

イーブシャム
Evesham

イギリスイングランド中西部,ウースターシャー県南東部,ウィチャボン地区の都市。県都ウースターの南東約 20km,セバーン川支流エーボン川の右岸に位置する。8世紀創建の修道院の周辺に中世になって町が形成され,1055年には市場の開設権を得て市場町として発展。イーブシャム谷と呼ばれる肥沃なエーボン川河谷の商工業中心地で,谷に産する果実や野菜を集散するほか,ジャム,果実・野菜缶詰などの食品工業が発達している。町域北方の丘陵は 1265年のイーブシャムの戦いの地として知られる。人口 2万2179(2001)。

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