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ウァラ Valla, Lorenzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウァラ
Valla, Lorenzo

[生]1407頃.ローマ
[没]1457.8.1. ローマ
イタリアの人文学者,哲学者,言語学者。ラテン語筆名 Laurentius Vallensis。フィレンツェで学び,パビアをはじめいくつかの都市で雄弁術や修辞学などを講じた。ナポリではアラゴン家のアルフォンソ5世の庇護を受け,政治交渉の任にもあたった。反スコラ哲学の論客として,禁欲主義に異議を唱え『快楽論』 De voluptate (1431) を著わした。批評分野に初めて哲学と言語学を組入れ,ローマ教会が自己の政治権力のために活用していた「コンスタンチヌス大帝の寄進状」が虚構であることを文献学的に証明した。ホメロスをはじめ多くのギリシア文献をラテン語に訳した。主著『ラテン語の貴さ』 Elegantiae linguae latinae (35~44) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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