ウァレンチニアヌス2世(読み)ウァレンチニアヌスにせい(英語表記)Valentinianus II; Flavius Valentinianus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウァレンチニアヌス2世」の意味・わかりやすい解説

ウァレンチニアヌス2世
ウァレンチニアヌスにせい
Valentinianus II; Flavius Valentinianus

[生]371. トレベリ?
[没]392.5.15. ウィンドボナ
ローマ皇帝 (在位 375~392) 。ウァレンチニアヌス1世の子。4歳で即位し,兄グラチアヌスと共治イタリアイリュリクムアフリカ統治マクシムス反乱 (383~388) でサロニカテオドシウス1世もとに逃れ,388年テオドシウスがマクシムスを倒したあと帝位を回復したが,宰相アルボガストの刺客に暗殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android