ウィルトン(その他表記)Wilton, Joseph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィルトン」の意味・わかりやすい解説

ウィルトン
Wilton, Joseph

[生]1722.7.16. ロンドン
[没]1803.11.25. ロンドン
イギリスの彫刻家パリの王立アカデミーで学ぶ。ロココ様式と新古典主義様式を折衷した作風で,おもに胸像墓碑マントルピース制作。『クロムウェルの胸像』などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウィルトンの言及

【絨毯】より

…〈サボンヌリーSavonnerie〉と呼ばれる)が創設され,典雅な宮廷様式の絨毯を製作し,ヨーロッパ各地に輸出された。イギリスでは17世紀後半にフランスから技術が伝わり本格的製作が始まるが,産業革命の波によって手結びの絨毯は衰退し,ジャカード機械織絨毯が主流となり,ウィルトンWilton,キッダーミンスターKidderminster,アクスミンスターAxminsterなどが中心となった。【道明 三保子】。…

※「ウィルトン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android