ウィーン学派(読み)ウィーンがくは

大辞林 第三版の解説

ウィーンがくは【ウィーン学派】

ウィーンの哲学者シュリックを中心に形成された科学哲学者の集団。論理分析・言語分析を方法として「形而上学の除去」をスローガンに掲げ、現代の論理実証主義ひいては分析哲学の基礎を定めた。ウィーン学団。
近代経済学の一学派、オーストリア学派の別名。狭義では、オーストリア学派の理論を発展させた第一次大戦後の H =マイヤー(1879~1955)・ L =ミーゼス(1881~1973)・ハイエクらをいう。

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世界大百科事典内のウィーン学派の言及

【オーストリア学派】より

…経済学における限界革命において,L.ワルラス,W.ジェボンズとともにその三大巨星であったウィーン大学のC.メンガー,およびその流れをくむ経済学者たちの学派。ウィーン学派とも呼ぶ。限界革命の中心的概念は限界効用であるが,ワルラスにとってはそれが一般均衡理論の一つの道具にすぎなかったのに対して,オーストリア学派にとっては限界効用の意義ははるかに大きい(限界効用理論)。…

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