ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウェセックス王国」の意味・わかりやすい解説
ウェセックス王国
ウェセックスおうこく
Kingdom of Wessex
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アングロ・サクソン七王国(ヘプターキー)の一つ。495年ごろセルディック(チェルディッチ)Cerdic(534没)がイギリス南部に上陸し、519年に建国。キーウリンCeawlin王(593没、在位560~592)は南部イギリスの覇王となる。イネIne王(726?没、在位688~726)は著名な法典を出して発展の基礎を開き、エグベルト王がマーシア、ノーサンブリアを破って七王国の統一の基礎をつくった。その後デーン人の侵入に苦しむが、アルフレッド大王がデーンのグスルムGuthrum王(?―890)の攻撃に耐え、イングランド統一の気運を醸成した。
[富沢霊岸 2022年11月17日]
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...