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ウェセックス王国(読み)ウェセックスおうこく(英語表記)Kingdom of Wessex

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウェセックス王国
ウェセックスおうこく
Kingdom of Wessex

イギリス,アングロ・サクソン時代の七王国の一つ。6世紀初めウェストサクソン人を率いたセルディックとキンリックがサウサンプトン付近に建国。やがてテムズ川上・中流域に定着した同族と合体して拡大した。7世紀末イネ王の時代にテムズ川以南を支配,8世紀にはマーシア王国の宗主権下に服したが,9世紀前半エグベルト王はマーシア,ノーサンブリアを破って全イングランドに覇を唱え,同世紀末のアルフレッド大王およびその後継諸王によって統一,イングランド王国を形成するにいたった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウェセックス王国
うぇせっくすおうこく
Kingdom of Wessex

アングロ・サクソン七王国(ヘプターキー)の一つ。495年ごろセルディックがイギリス南部に上陸し、519年に建国。キーウリン王(560―593)は南部イギリスの覇王となる。イネ王(688―726)は著名な法典を出して発展の基礎を開き、エグベルト王がマーシア、ノーサンブリアを破って七王国の統一の基礎をつくった。その後デーン人の侵入に苦しむが、アルフレッド大王がデーン王グスルムの攻撃に耐え、イングランド統一の気運を醸成した。[富沢霊岸]

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