ウェブ(読み)うぇぶ(英語表記)World Wide Web

翻訳|World Wide Web

デジタル大辞泉 「ウェブ」の意味・読み・例文・類語

ウェブ(web)

ワールドワイドウェブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ウェブ」の意味・読み・例文・類語

ウェブ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] web ) 「ワールドワイドウェブ」の略。インターネット上に分散したハイパーテキスト形式の情報を検索するシステムで、他の語と複合しても用いられる。「ウェブサイト

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「ウェブ」の解説

ウェブ

インターネット上に分散している情報やサービスをハイパーテキスト形式に構造化し,語句図象を選択することで,関連する情報の入手,サービスへのアクセスができるようにしたクライアントサーバ型システム.文字画像音声Javaアプレットなど多様なオブジェクトを統合したマルチメディアシステムである.略称はウェブ.そのクライアントソフトウェアをブラウザと呼び,ブラウザによって表示される画面のことをウェブページまたはホームページと呼ぶ.基本的な通信プロトコルHTTP,文書フォーマットにHTMLが用いられ,代表的なサーバソフトウェアにapacheがある.欧州核物理学研究所(CERN)で1994年に開発されたシステムを基礎としている.W3Cによって標準化が進められている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

知恵蔵 「ウェブ」の解説

ウェブ

インターネット上で文字・画像などをレイアウトして見せ、簡単にアクセスできるようにするための仕組み。3つとも同じ意味である。正確には「ワールド・ワイド・ウェブサイト」だが、英語圏では一般的に「ウェブ」もしくは「ウェブサイト」と略される。ホームページとは、本来はウェブサイトの入り口にあたるページのことだが、日本ではウェブサイトそのものを指す場合が多い。純技術的には誤用だが、当初はウェブサイトのタイトルが「〜ホームページ」とされていることが多かったこと、日本人にもわかりやすい単語であったことから、この呼び名が定着した。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

IT用語がわかる辞典 「ウェブ」の解説

ウェブ【web】

「ワールドワイドウェブ(world wide web)」の略。⇒WWW

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「ウェブ」の解説

ウェブ

⇨WWW

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ウェブ」の解説

ウェブ

「WWW」のページをご覧ください。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウェブの言及

【インターネット】より

…また,1985年にNSF(アメリカ科学財団)がARPAネットを吸収するような新たな基幹通信網に基金を出したが,それに接続するネットワークがすべてTCP/IPを採用したこともあって,TCP/IPはアメリカの研究教育機関における事実上の標準となった。90年代に入り,インターネット上に流れている,あるいは蓄積されている情報にアクセスする仕組みとしてWWW(World Wide Web,ウェブ)がCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機構)で開発され,それを図示的に閲覧するためのブラウザ(Mosaic,Netscape,Internet Explorerなど)が次々に登場した。インターネットの商業利用も認められた。…

【インターネット】より

…また,1985年にNSF(アメリカ科学財団)がARPAネットを吸収するような新たな基幹通信網に基金を出したが,それに接続するネットワークがすべてTCP/IPを採用したこともあって,TCP/IPはアメリカの研究教育機関における事実上の標準となった。90年代に入り,インターネット上に流れている,あるいは蓄積されている情報にアクセスする仕組みとしてWWW(World Wide Web,ウェブ)がCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機構)で開発され,それを図示的に閲覧するためのブラウザ(Mosaic,Netscape,Internet Explorerなど)が次々に登場した。インターネットの商業利用も認められた。…

※「ウェブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android