ウェブ(読み)うぇぶ(その他表記)World Wide Web

翻訳|World Wide Web

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図書館情報学用語辞典 第5版 「ウェブ」の解説

ウェブ

インターネット上に分散している情報やサービスをハイパーテキスト形式に構造化し,語句図象を選択することで,関連する情報の入手,サービスへのアクセスができるようにしたクライアントサーバ型システム.文字,画像,音声Javaアプレットなど多様なオブジェクトを統合したマルチメディアシステムである.略称はウェブ.そのクライアントソフトウェアをブラウザと呼び,ブラウザによって表示される画面のことをウェブページまたはホームページと呼ぶ.基本的な通信プロトコルHTTP,文書フォーマットにHTMLが用いられ,代表的なサーバソフトウェアにapacheがある.欧州核物理学研究所(CERN)で1994年に開発されたシステムを基礎としている.W3Cによって標準化が進められている.

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IT用語がわかる辞典 「ウェブ」の解説

ウェブ【web】

「ワールドワイドウェブ(world wide web)」の略。⇒WWW

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世界大百科事典(旧版)内のウェブの言及

【インターネット】より

…また,1985年にNSF(アメリカ科学財団)がARPAネットを吸収するような新たな基幹通信網に基金を出したが,それに接続するネットワークがすべてTCP/IPを採用したこともあって,TCP/IPはアメリカの研究教育機関における事実上の標準となった。90年代に入り,インターネット上に流れている,あるいは蓄積されている情報にアクセスする仕組みとしてWWW(World Wide Web,ウェブ)がCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機構)で開発され,それを図示的に閲覧するためのブラウザ(Mosaic,Netscape,Internet Explorerなど)が次々に登場した。インターネットの商業利用も認められた。…

【インターネット】より

…また,1985年にNSF(アメリカ科学財団)がARPAネットを吸収するような新たな基幹通信網に基金を出したが,それに接続するネットワークがすべてTCP/IPを採用したこともあって,TCP/IPはアメリカの研究教育機関における事実上の標準となった。90年代に入り,インターネット上に流れている,あるいは蓄積されている情報にアクセスする仕組みとしてWWW(World Wide Web,ウェブ)がCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機構)で開発され,それを図示的に閲覧するためのブラウザ(Mosaic,Netscape,Internet Explorerなど)が次々に登場した。インターネットの商業利用も認められた。…

※「ウェブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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