ウォシトー川(読み)ウォシトーがわ(英語表記)Ouachita River

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウォシトー川」の意味・わかりやすい解説

ウォシトー川
ウォシトーがわ
Ouachita River

アメリカ合衆国アーカンソー州西部のウォシトー山地に源を発する川。南ならびに南東へ 973km流れてルイジアナ州のレッド川に合流下流 90kmはブラック川と呼ばれる。6万 5000km2流域大部分は,沖積平野から成る。 18世紀末より航行に利用されるようになり,20世紀前半に洪水調節などのため多くのダムが築かれた。レメル・ダム (1924) やカーペンター・ダム (31) が有名。沿岸の主要都市には,アーカンソー州のアーカデルフィアとカムデン,ルイジアナ州のモンローなどがある。

ウォシトー川
ウォシトーがわ
Washita River

アメリカ合衆国,グレートプレーンズを流れる川。全長 800km。オクラホマ州境付近のテキサス州西北部に源を発し,オクラホマ州内を南東に流れてテクソーマ人造湖に注ぎ,レッド川に接続する。上流は広く浅い谷をつくり,春と初夏の最多雨期を除けば,年間の大部分は涸れ川となる。アナダーコより下流では水流が涸れることはないが,荒れ川で氾濫の危険も大きい。沿岸にはクリントン,チカシェーなどの都市がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android