ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウシャク」の意味・わかりやすい解説 ウシャクUşak トルコ西部,イズミル東方約 200kmに位置する都市。同名県の県都。古代,この地方はヒッタイト帝国領域の一部であった。 15世紀以来,絨毯織が盛んで,特徴のある幾何学,花文様をもつウシャクの絨毯は,ルネサンス期の画家ハンス・ホルバインの絵に多く描かれているところから,「ホルバインの絨毯」として有名である。精糖,木綿布,なめし皮製造の工業が盛ん。気候は温暖で,テンサイ,穀類を産する。人口 10万 5270 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by