ウマル・ブン・アビー・ラビーア(英語表記)‘Umar b.Abī Rabī‘a

世界大百科事典 第2版の解説

ウマル・ブン・アビー・ラビーア【‘Umar b.Abī Rabī‘a】

644‐711か719
ウマイヤ朝期アラビア半島ヒジャーズ地方の詩人。メッカの名門クライシュ族の富豪の出。富み栄えるメッカ・メディナの時代を反映し,形成されつつある教養人,知識人の代弁者となり,詩作においても恋愛の機微を盛り込んだ新詩ガゼルの推進者となった。ほとんど砂漠を叙することなく,都市在住の貴婦人や巡礼に集まる女性たちをうたい,懸想文で世人をうならせた。【堀内 勝】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

アポ電詐欺

《「アポ」は「アポイントメント」の略》電話を使用した振り込め詐欺の一。身内の者になりすまして電話番号が変わったと伝え、再度電話して金銭を要求したり、役所の担当者や銀行員などになりすまして電話をかけ、後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android