ウユニ塩湖(読み)ウユニエンコ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウユニ塩湖」の意味・わかりやすい解説

ウユニ塩湖
うゆにえんこ

南アメリカ、ボリビアの南西部、標高約3700メートルの高地に位置する塩湖(塩原)。ウユニ塩原とも表記される。南北およそ100キロメートル、東西およそ250キロメートル、面積およそ1万1000平方キロメートル。四国地方半分ほどもある広大な塩の平原である。高低差50センチメートルで、世界でもっとも平らな場所とされる。雨季(12月~3月)には冠水して塩原の表面が薄く水で覆われ、巨大な鏡のような状態になるため、「天空の鏡」の別称がある。

[佐滝剛弘]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android