出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ウラン・ラジウム系列ともいう.238U(古典名UI)から出発してα崩壊,β- 崩壊を繰り返して安定な206Pb(古典名RaG)に至る崩壊系列.全核種の質量数が4n+2(n:整数)なので4n+2系列ともいう.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
… ウランは自然に放射性崩壊する。238Uの半減期は45億年と長いが,天然には,これを親核種として鉛206206Pbに至る崩壊系列(ウラン系列)があり,また235Uを親核種として鉛207207Pbに至るアクチニウム系列がある(年代決定法の一つに,この崩壊を利用するウラン・鉛法がある)。天然のウラン中にはこれらの崩壊によって生じた種々の核種が存在し,これらの核種の出す放射能は,ウラン鉱の採取から燃料体の成形加工までの核燃料サイクルのアップストリームにおいて問題となる。…
…放射性元素が放射性崩壊によって,つぎつぎに別の元素あるいは同位体(まとめて核種という)に変わっていくときの一連の系列をいう(図)。天然放射性元素の系列には,ウラン系列(ウラン・ラジウム系列ともいう),トリウム系列,アクチニウム系列の三つの系列がある。これらの各系列の初めの元素が238U,232Th,235Uであり,それらが崩壊していくときの元素の質量数はそれぞれ4n+2,4n,4n+3(nは整数)で表される。…
※「ウラン系列」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新