ウロハゼ(読み)うろはぜ(英語表記)spottedhead goby

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウロハゼ
うろはぜ / 洞沙魚
spottedhead goby
[学]Glossogobius olivaceus

硬骨魚綱スズキ目ハゼ科に属する魚。日本および台湾、中国南部に分布する。内湾、入り江にすみ、河口の汽水域へも侵入する。体色は黄色みを帯びた褐色で、体側に数個の褐色斑紋(はんもん)が縦に並ぶ。大形のハゼで、体長15センチメートル、体重60グラムを超える。産卵期は夏季で、砂泥底上にある石や木片などの平らなものの下面に卵塊を産み付け、雄の親魚がそれを守る。仔魚(しぎょ)は約1か月間の浮遊生活を送ったあとに底生生活に入る。餌(えさ)は底生の小動物。瀬戸内海では壺(つぼ)漁で漁獲され、高級魚として取り扱われている。[道津喜衛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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