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エトナ[山] エトナ

百科事典マイペディアの解説

エトナ[山]【エトナ】

イタリア南部,シチリア島北東部にあるヨーロッパ最高の活火山主として玄武岩よりなる円錐形の成層火山で,二重の火口をもつ。噴火の記録は前475年以降80回余に及び,最大のものは1669年,最近では1992年に起こっている。
→関連項目アペニン[山脈]カターニア

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世界大百科事典 第2版の解説

エトナ[山]【Etna】

イタリア南部,シチリア島北東部にあり,イオニア海に面しているヨーロッパ最高の活火山。標高3323mで,山頂噴火のたびに多少変動する(1948年には3279m)。溶岩流の多い成層火山で,基底は50km×40km,1200km2をおおう。山体の容積は1000km3弧状列島の火山としては最大級で,266の側火山がある。山頂には現在の火口丘ピアノ・デル・ラーゴPiano del Lagoがそびえ,山体東部には幅4kmの爆裂火口起源の大裂谷バル・デル・ボベVal del Boveがある。

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世界大百科事典内のエトナ[山]の言及

【アガタ】より

…埋葬時に天使が現れ,彼女がこの地方を救うと予告した。翌年エトナ山が爆発した際,聖遺物のベールの力でカターニアは溶岩流から救われ,同市の守護聖人となったという。乳母,釣鐘(形が乳房と類似)職人の守護聖人で,乳房の病気や火災を防ぐとされる。…

【火山】より

…複成火山は,休止期をはさんで数万年ないし数千万年をかけて,数百回ときには数千回の噴火を行ってできる火山で,一般に大型である。成層火山は体積10~102km3のものが多く,最大はキリマンジャロ,エトナなどの103km3である。ハワイ型楯状火山は海底部分まで含めると104km3程度である。…

【テュフォン】より

…オリュンポスの神々がガイア(〈大地〉)の子たるティタン神族およびギガンテスを征服したとき,怒ったガイアが最後に生んだ子で,天にも届く背丈,伸ばせば世界の東西の涯にも達する両腕,百の蛇の頭,火を放つ目をもち,腿(もも)から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしていた。この恐るべき怪物は天に攻め寄せたが,ゼウスは遠くは雷霆(らいてい)を放ち,近くは金剛の鎌で打ってこれと闘い,最後はシチリア島に逃げたところをエトナ山を投げつけ,その下に押しこめた。エトナ山の噴火は,この重圧を逃れんとするテュフォンのしわざであるという。…

※「エトナ[山]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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