エネルギー弾性(読み)エネルギーダンセイ

デジタル大辞泉 「エネルギー弾性」の意味・読み・例文・類語

エネルギー‐だんせい【エネルギー弾性】

内部エネルギー変化による弾性物体を構成する原子間隔が元に戻ろうとする復元力に由来する。→エントロピー弾性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「エネルギー弾性」の解説

エネルギー弾性
エネルギーダンセイ
energy elasticity

物質変形において,内部エネルギー変化にもとづく弾性.すなわち,外部から加えた力により,分子(原子)間距離の変化,結合角の変化にもとづく弾性.これに対し,外部力により,分子の統計的な配置の変化にもとづくエントロピー弾性がある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「エネルギー弾性」の解説

エネルギー弾性

 物質を引き伸ばすと,もとに戻そうとする力が働く.そのエネルギー

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android