エルム

精選版 日本国語大辞典「エルム」の解説

エルム

〘名〙 (elm) ニレ科ニレ属の英語名。北半球の温帯に約二〇種あり、いずれも落葉高木。日本にはハルニレ、アキニレ、オヒョウがある。しばしば街路樹や公園樹とされる。
※あめりか物語(1908)〈永井荷風〉春と秋「若芽の輝く檞や楡(ヱルム)の林には」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内のエルムの言及

【ニレ(楡)】より

…日本でニレというとふつうハルニレ(イラスト)をさすが,ほかにアキニレ(イラスト)とオヒョウ(イラスト)がある。英語のエルムelmはヨーロッパニレU.minor Mill.(=U.campestris L.)やセイヨウニレU.glabra Hudsonをさし,街路樹として植えられる。【浜谷 稔夫】
[神話]
 北欧神話によれば,神々はニレとトネリコから,人類最初の女エンブラEmblaと最初の男アスクAskrを創造したという。…

【ハルニレ(春楡)】より

…九州本島以北の各地と,朝鮮,中国北部・東北部の温帯に分布し,とくに北方の肥沃な洪積平原に多い。札幌などでは大木が緑陰樹として残されており,北海道大学構内ではエルムの名で親しまれている。道内ではアカダモの名も通る。…

※「エルム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

漁夫の利

《シギとハマグリが争っているのを利用して、漁夫が両方ともつかまえたという「戦国策」燕策の故事から》両者が争っているのにつけ込んで、第三者が利益を横取りすることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android