日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
スウェーデンの王(在位1156?~60ころ)。1270年ごろの作品『エーリク聖王の伝説』によれば、熱心なキリスト教徒で、フィンランドへ十字軍を派遣し、既婚女性の財産、相続法を創設するなど、立法者として先駆的業績を残したといわれているが、史料の不足からさだかでない。死後、エーリク崇拝がおこり、国民的聖人として長らく信仰の対象となった。
ローマ教皇庁の正式に認める聖人ではないが、スウェーデンでは、「エーリク聖王9世」と称されている。
[清原瑞彦]
スウェーデンの王(在位1156?~60ころ)。1270年ごろの作品『エーリク聖王の伝説』によれば、熱心なキリスト教徒で、フィンランドへ十字軍を派遣し、既婚女性の財産、相続法を創設するなど、立法者として先駆的業績を残したといわれているが、史料の不足からさだかでない。死後、エーリク崇拝がおこり、国民的聖人として長らく信仰の対象となった。
ローマ教皇庁の正式に認める聖人ではないが、スウェーデンでは、「エーリク聖王9世」と称されている。
[清原瑞彦]
《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...
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