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オイラート語 オイラートごOirat(Oyrat) language

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オイラート語
オイラートご
Oirat(Oyrat) language

自称はオイロド oyrod。モンゴル語の一つで,ボルガ河口のカルムイク語ホブド地方のオイラート語を合せていう場合と,狭く後者だけをいう場合がある。狭義のオイラート語はモンゴルの北西部に約5万人,中国の新疆におそらく約 10万人の話し手がいる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

オイラートご【オイラート語 Oirat】

モンゴル系の言語の中の一つで,モンゴル語西部方言の別称。オイラート方言ともいう。オイラート語はさらに,(1)カルムイク方言(カルムイク語ともいう)と,(2)その他のオイラート下位方言,すなわちコブト地域のドルボド方言とバイト方言,アルタイ地域のトゥルグート,ウリヤンハ,ザハチン,ミンガトの諸方言,ダムビのオロート方言などに分かれる。オイラート人は,古く1648年にホシュート族の高僧ザヤ・パンディタZaya Panditaによって創案されたトドTodo文字(〈明白な〉文字の意で,蒙古文字(モンゴル文字)に若干の改良を施したもの)をもって自己の言語を書写してきたが,これが,いわゆるオイラート文語であり,この文字は現在でも中国の新疆ウイグル自治区に住むオイラート人によって用いられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オイラート語
おいらーとご
Oyirad

モンゴル国北西部のコブト地方と中国の新疆(しんきょう/シンチヤン)地方で話されている言語。蒙古語族(もうこごぞく)の一つで言語人口約12万。オイラート人のトルグート部は17世紀初め西方に移動し、ボルガ川下流に至った。これがカルムイク人で、その一部は1771年に新疆へ帰還した。オイラート語はカルムイク語と似ていて、蒙古語族の西部方言を形成する。ラマ僧ザヤ・パンディが1648年に案出した独自の文字による文語文献をもつ。[小泉 保]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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