オスカル2世(読み)オスカルにせい(その他表記)Oskar II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オスカル2世」の意味・わかりやすい解説

オスカル2世
オスカルにせい
Oskar II

[生]1829.1.21. ストックホルム
[没]1907.12.8. ストックホルム
スウェーデン王 (在位 1872~1907) ,ノルウェー王 (在位 1872~1905) 。オスカル1世の子。雄弁家で,音楽,文学を愛好し,詩集,歴史書の著作もある。保守的政策を支持したため,議会としばしば衝突した。その治世には政党が発達し,産業,貿易が繁栄した。他方,治世初期からの国防問題は,1901年に兵役の期間延長と全男性の強制徴兵の決定をみて解決した。スウェーデン,ノルウェーの同君連合維持に努めたが,ノルウェー独立運動によって 05年ノルウェー王退位を余儀なくされた。

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367日誕生日大事典 「オスカル2世」の解説

オスカル2世

生年月日:1829年1月21日
スウェーデン王(在位1872〜1907),ノルウェー王(在位1872〜1905)
1907年没

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