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オニール家 オニールけO'Neills

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オニール家
オニールけ
O'Neills

アイルランドのアルスター地方の族長の家柄。古くは同地方の王族であったが,1315年スコットランドロバート1世ブルースの弟エドワードブルースがこの地方を武力占領してアイルランド王を名のったとき,王族オニールの名を取り上げられた。オドンネル家その他と長らく対立を続け,それがイングランドの植民政策に役立ったが,16世紀以来アルスターへのイングランドの武力的植民政策が強化されると,ティローン伯の爵位を受ける一方,オドンネル家と和解し,コン・オニールシェーンオニール,ヒュー・オニール,オーウェン・ロー・オニールらが次々にイングランドからの独立を求め,古来の名称オニールを名のって反抗したが,いずれも失敗した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

オニールけ【オニール家 O’Neills】

アイルランド,アルスター地方に12世紀から君臨した族長の家柄。オドンネル家とともにノルマン人の侵略に,あるいはチューダー朝イギリスの侵略に抵抗した。16世紀の指導者コン・オニールConn O’Neill(1484ころ‐1559)は,イギリス軍と戦った後,渡英してヘンリー8世に所領を献じ,再授封されてティロン伯となった。息子のシェーン・オニールShane O’Neill(1530‐67)は,コンの庶子でエリザベス1世が相続人と認めたマシューを滅ぼし,イギリス軍との戦いを続け,しだいにアルスター全域を支配,完全な独立を目指したが,アルスターの支配をめぐって長く対立していたオドンネル家の軍隊に敗れ,味方だったマックドンネル家に殺された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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