オマール ソーサ(英語表記)Omar Sosa

現代外国人名録2016 「オマール ソーサ」の解説

オマール ソーサ
Omar Sosa

職業・肩書
ジャズ・ピアニスト

国籍
キューバ

生年月日
1965年4月10日

出生地
カマグエイ

学歴
ハバナ芸術大学

経歴
5歳の頃から地元の音楽院でパーカッションを習い、キューバの伝統的な音楽やラテンミュージック、欧米のポップスクラシックなどを聴いて育つ。ハバナ芸術大学に進学後、ジャズに傾倒してピアノを演奏するようになり、特にセロニアス・モンクやアフリカ音楽に影響を受けた。在学中よりハバナ国立舞踊団などでミュージカル・ディレクターを務めていたが、1993年エクアドルのキトでプロのミュージシャンとしての活動を開始。’94年キーボード奏者としてコラール・イ・エスメラルダに参加すると、ミュージカル・ディレクターとして作品のプロデュースも担当。また、同グループの一員として来日した。’95年スペインで活動後、米国サンフランシスコに移り、’96年初のリーダーアルバム「Omar Omar」を発表。サンフランシスコ・ジャズ・フェスティバル欧州のジャズイベントにも積極的に出演し、2000年には自身のグループで来日公演を行う。2002年アルバム「センティール」がグラミー賞ラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートされる。様々な国籍のミュージシャンと組んでライフワークであるアフリカ音楽を追求する一方アラブインド古楽器を使用したアルバム「ムラートス」を制作したり、若いDJたちとコラボレーションして「ムラートス」をリミックスした「ムラートス・リミックス」を発表するなど、ジャズの枠を超えて多岐に渡る活動を続ける。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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