オリンポス(その他表記)Olympos/Όλυμπος

デジタル大辞泉 「オリンポス」の意味・読み・例文・類語

オリンポス(Olympos/Όλυμπος)

ギリシャ北部、テッサリアマケドニアの両地方の境にある山。標高2917メートル。ギリシャ神話の神々が頂上に住んだといわれる。同国の最高峰オリュンポス
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの南西約90キロメートル、タフタル山(古称オリンポス山)南麓に位置する。古代リキア王国の主要都市として栄え、のちに古代ローマ帝国に征服されたが、たびたび海賊襲撃を受けた。公衆浴場などの遺跡がある。1972年、タフタル山周辺が国立公園に指定された。

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精選版 日本国語大辞典 「オリンポス」の意味・読み・例文・類語

オリンポス

  1. ( [ギリシア語] Olympos ) ギリシア北部のテッサリアとマケドニアとの境にある山。ギリシアの最高峰(標高二九一七メートル)で、ギリシア神話の主神ゼウス以下一二の神々が山上に住むと考えられた。オリンパス

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百科事典マイペディア 「オリンポス」の意味・わかりやすい解説

オリンポス[山]【オリンポス】

ギリシア東部,マケドニアテッサリア境界にあるギリシアの最高峰。スコリオン(2911m),ミチカス(2917m),ステファニ(2910m)の3峰よりなる。ギリシア神話では神々の住む土地とされ,ギリシア,小アジアに同名の山が多い。
→関連項目オリンポス十二神ギリシアヘシオドス

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世界大百科事典(旧版)内のオリンポスの言及

【グレバン】より

…パリの北方クレルモンに生まれ,早くからパリに出て人文学や医学を学んだが,同時に詩作や演劇にもおおいに情熱を燃やした。プレイヤード派の若き詩人ロンサール,デュ・ベレーと知り合い,その影響のもとに綴った恋愛詩を詩集《オリンポス》(1560)として刊行。演劇においては,中世劇の低俗さを憎んで古代劇を範とし,フランス語初の創作悲劇《カエサル》(1561)あるいは喜劇《出納官夫人》(1559),《みんなびっくり》(1561)などを書き,ルネサンス演劇の成立に重要な貢献をした。…

※「オリンポス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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