オロモ族(読み)オロモぞく

知恵蔵の解説

オロモ族

オロモ」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

オロモぞく【オロモ族 Oromo】

エチオピア中西部(ショア,ワラガ地方),中東部(ハラール地方)および南部(アルシ,バレ,シダモ地方)からケニア北部(マルサビット地方),東部(タナ川流域)にわたる広い地域に住む。ガラGalla族とも呼ばれる。その言語は,アフロ・アジア語族の低地東クシ系に属し,いずれも同一の言語ガリニヤを話す。推定人口800万~1000万。細かくは,マチャ,トゥラマ,ウォロ,東部ガラ(イトゥ・コットゥ),アルシ,グジ,ボラナ,ガブラ,オルモ等に分かれる。

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世界大百科事典内のオロモ族の言及

【エチオピア諸語】より

ゲエズ語は現在では死語であるが,伝統的なエチオピア文化の形成に重要な役割を果たした。クシ諸語系の言語は20以上に及ぶが,なかでも中部を中心に広く分布するオロモ語Oromoの話者数は,アムハラ語のそれに匹敵する。 このエチオピアのセム語とクシ諸語は多くの言語的特徴を共有しており,両者合わせて総人口のほぼ90%をカバーする。…

【クシ諸語】より

…古く〈クシ〉とはナイル川上流地域を指した名称である。オロモ語Oromo(別名ガラ語Galla。エチオピアを中心に話者は約800万),ソマリ語Somali(ソマリアなどで約500万)をはじめとし,ベジャ語Beja(スーダン,エチオピア),アファル語Afar(エチオピア,ジブチ),シダモ語Sidamo,アガウ語Agau(ともにエチオピア)など40余りの言語が含まれる。…

【エチオピア】より

…そのなかで最も有力なセム語系のアムハラ族と,近縁のティグレ族が人口の30%を占め,おもに中央高原と北部高原に居住している。亜熱帯の南部地域に居住するオロモ族(ガラ族)はクシ語系に属し,人口では最大で,アムハラをやや上回っている。南西部のシダモ族(9%),南東部の乾燥地帯に居住するソマリ族(6%)もクシ語系に属する。…

※「オロモ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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