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オンシツコナジラミ greenhouse whitefly

世界大百科事典 第2版の解説

オンシツコナジラミ【greenhouse whitefly】

半翅目コナジラミ科の昆虫。ヨーロッパや南・北アメリカ各国をはじめ世界各地で,温室やハウス栽培の野菜や花卉に,大被害を与える重要害虫である。北アメリカ南西部の原産で,日本へは1970年代の初めころ侵入し,トマトの苗や観賞用植物の移動により,急速に北海道から沖縄まで広がった。きわめて多くの植物に寄生し,北アメリカでは200種以上,日本でも130種以上の寄主植物が記録されている。野菜ではトマト,ナス,キュウリ,カボチャ,インゲンなどに,花卉ではポインセチア,フクシアペラルゴニウム,ランタナなどに好んでつき大発生する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のオンシツコナジラミの言及

【コナジラミ】より

…日本産の種類では,年3回発生のものが多く,5,7,9月ころ成虫が羽化し,幼虫かさなぎで冬を越す。最近,日本に侵入してハウス栽培のトマトやキュウリなどを加害するオンシツコナジラミ,各種病気のウイルスを媒介するタバココナジラミ,かんきつ類を害するミカンコナジラミ,アオキコナジラミなど,多くの重要な園芸害虫がいる。コナジラミの害は,高密度の吸汁による場合もあるが,おびただしく排出される甘露に発生するすす病の害のほうが多い。…

※「オンシツコナジラミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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