オークション

百科事典マイペディアの解説

オークション

美術品の競売のこと。ヨーロッパでは17世紀頃から普及していたが,とくに19世紀以降は特定の個人コレクションや画家の作品の売り立てとして,画商相互の作品交換手段だけではなく一般の人々も参加できる形で普及した。美術市場の価格決定や作品流通に大きな影響を与える。代表的なオークション会社に,ロンドンに本社を置くサザビーズサザビーズ・ホールディングズ)とクリスティーズクリスティーズ・インターナショナル)がある。

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世界大百科事典内のオークションの言及

【画商】より

…17世紀には,ルイ14世治下のパリに画商が簇生(そうせい)し,美術収集は富裕な市民にも浸透し,イタリアやオランダではイギリスやフランスの旅行者が美術品を買いあさった。1766年,ロンドンではジェームズ・クリスティJames Christie(1730‐1803)が最初のオークションauction(競売)を開設し,やがてサザビー商会Sotherby’sもオークションを始め,両者のカタログは近世美術の貴重な索引となっている。 19世紀になると,公立美術館や美術展覧会が増加し,それまで芸術家のパトロンであった宮廷や教会に代わって,資本家,実業家による投資や投機のための収集がふえ,ジョルジュ・プティ,ウィルデンスタイン,セリグマン,ネードラーら有力画商が輩出した。…

※「オークション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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