コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カギバラバチ カギバラバチ Trigonalidae

2件 の用語解説(カギバラバチの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カギバラバチ
カギバラバチ
Trigonalidae

膜翅目カギバラバチ科の昆虫の総称。雌の腹端が下方に鉤状に彎曲するのでこの名がある。寄生蜂の一つで,鱗翅目幼虫に寄生するハチやハエに寄生するものと考えられている。体長は 10mm内外で,頭部は幅広く,触角,翅とも細くやや長い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カギバラバチ
かぎばらばち / 鉤腹蜂

昆虫綱膜翅(まくし)目カギバラバチ科Trigonalidaeに属する寄生バチの総称。種類数は少ないが世界各地に分布する。日本にも数種を産するが、まれである。翅脈相は高等な有剣類に近いが、多数節の触角と2節の転節(脚(あし))をもつ点では原始的な有錐(ゆうすい)類で、系統的には古いものである。雌バチの腹端が鉤状に下に曲がっているのが和名の由来。ある種類は無数の微小卵を草木の葉の縁に産み付ける。これらの卵は、葉を食べるガやハバチの幼虫の体内に取り込まれて孵化(ふか)するが、その体内に寄生性のハチやハエの幼虫がいるときに限って、これらに寄生して成育を遂げる。ある種類はスズメバチの幼虫に寄生するものもあり、オーストラリアにはユーカリハバチの幼虫に直接寄生するものもある。[平嶋義宏]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

カギバラバチの関連キーワード小蜂似我蜂土蜂葉切蜂葉蜂姫蜂鼈甲蜂姫花蜂クキバチ(茎蜂)コマユバチ(小繭蜂)

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone