カメフジツボ(英語表記)Chelonibia testudinaria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

顎脚綱無柄目フジツボ科の海産動物。の長径は約 8cmに達するが,高さは 3cmほど。殻は白色で,6枚の重厚な殻板からなる。ウミガメ類の甲につくフジツボ(→フジツボ類)で,熱帯海域から温帯海域に広く分布する。(→顎脚類甲殻類節足動物

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

アカウミガメなど,ウミガメ類の甲羅に着生する背の低い円錐形をした,白みを帯びた淡色の大型フジツボ(イラスト)。甲殻綱フジツボ科。直径約8cm,高さ3cmくらいになる。4大洋の熱帯~亜熱帯海域に広く分布している。ほかに殻の表面に縦線のあるスジイリカメフジツボC.carettaが知られている。動物の体表に着生するフジツボには,ほかにガザミ(カニ)の甲に着生するガザミフジツボC.patula,クジラの皮膚に半ば埋もれて着生するオニフジツボCoronula diademaなどがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

自由放任主義

自由に個人の利益を追求させ,競争させることが社会全体の利益の増進に役立つという主張。 A.スミスは『国富論』において,フェアプレイの原則に基づく自由競争こそ見えざる手による社会の繁栄をもたらすとし,一...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android